Tatehitoの日記

趣味のこととか。

【OCTOPATH TRAVELER】クリア後感想

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オクトパストラベラー - Switch

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プレイ時間60時間ほどでクリア。

年末に手に入れたブックオフの金券を使って中古で購入した。いまだ中古でも4000円前後する人気作品だが、以前から欲しかったわけでもなく「金券を期限までに使わなきゃ・・・」ということで購入したわけだけど、噂に違わずとても面白かった。

このゲームの何が良かったのだろう。

というのも、僕はどちらかと言えば3Dで描かれたゲームの方が好きで、『オクトパストラベラー』のような2DのRPGを最後に遊んだのはいつだったか覚えていないくらいだからだ。「2Dゲーは懐かしさは感じられるけど、派手さがなく古臭く新鮮さがない」くらいに思っていたこともある。

まずひとつ思うのは、ストーリーの各章がコンパクトで遊びやすかったということだ。『オクトパストラベラー』の主人公は8人いて、それぞれ各4章のストーリーが用意されている。各章は1〜2時間でクリアできるボリュームなので、毎日コツコツ遊ぶのに打ってつけだった。

主人公1人分のボリュームは10時間にも満たないのだけど、それなりに「次どうなるんだろう?」と先を期待させてくれるシナリオになっていて、楽しませてもらった。

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アーフェンの第2章、良かった。

主人公同士のストーリーが絡むことは一切無くて物足りないと言えば物足りないのだけど、そういうゲームなんだと割り切れることができたので特に欠点とは感じなかった。逆に言えばここを割り切ることができないと、低評価になってしまうかもしれない。

それからこのゲームでは、街の人が持っているアイテムを盗んだり、バトルをふっかけたり、誘惑して一時的に仲間に入れたり、「正式に悪さ」ができる。失敗するとペナルティがあるけれど、上手くやれば序盤から高性能な装備を手に入れることもできる。

オープンワールドだから初めからほとんどの街に行くことができて、ストーリーそっちのけで様々な街の住人からアイテムを盗みまくり、パーティを強化するのが気持ちよかった。しばらく僕のパーティは「ただの盗賊一味」だった。

やりすぎるとゲームバランスが崩壊してヌルゲーと化すのだけど、それでつまらくなることはなく、むしろ「いかにヌルゲーにするか」を実行するのが楽しかった。

このシステムを使えば低レベルクリアや一人旅クリアもできそうだ(やらないけど)。そんな自由度の高さがこのゲームが高評価である理由の一つであることは間違い無いと思うし、実際僕は楽しませてもらった。

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ジョブやアビリティの組み合わせを考えるのも楽しい

「2Dより3Dの方が好き」と書いたけれど、このゲームのグラフィックのクオリティは非常に高いと感じた。2Dだからといって侮ってゴメンナサイ。あとBGMもとっても良かった。最高です。

主人公8人のストーリーを全てクリアすると裏ボスと戦えるようになるっぽいのだけど、倒していない。全員のストーリは終えてしまって「話の先が気になる」ことは無くなったし、「悪さ」できる街も残っていないから、ここから先は真っ当に(?)強くなる必要がある。そこまでやり込む気力が起きなかったからだ。(『FF7 REMAKE』の発売が控えていたこともあり・・・)

とはいえ、良ゲーなのは間違いない。とても楽しい時間を過ごさせてもらいました。

OCTOPATH TRAVELER Original Soundtrack

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  • アーティスト:西木康智
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