10月31日に発売された『ペルソナ5ザ・ロイヤル』(以下、P5R)クリアしました。プレイ時間は80時間でした。
率直な感想としては、まあ、面白かったです。「3学期」は。
同じシナリオを遊ぶのはシンドかった
P5Rは2016年に発売された『ペルソナ5』(以下、無印)に新シナリオや新キャラが追加された、いわゆる「完全版」で、2学期終了までのシナリオは無印とほとんど同じでした。
新キャラのイベントがちょこちょこ挟まれたり、連携技(SHOW TIME)が追加されたり、ワイヤーアクションができたり、ボスが無印とは違う攻撃をしてきたりと、部分的には新鮮な要素もあったけど、それでも同じシナリオを50時間以上かけてプレイするのはちょっとシンドかったです。
(僕は無印を初めて遊んだのが今年の夏で、シナリオを細部まで覚えていたので余計そう感じてしまったのかも)
個人的には、3学期から遊べる形でDLCとして配信してくれたほうが嬉しかったかな。
3学期のシナリオは素直に面白かった
完全に新シナリオとなった3学期は面白かったです。既存シナリオを変えずに上手いこと新シナリオを差し込んできたなーという印象。まあ後付け感は否めなかったですが、ここは素直に楽しめました。
丸喜先生の「認知を変えて世界を幸せにする思想」については考えさせられましたね。他人を幸せにしたい気持ちに嘘はないけど、やってることは本人の意思を無視した洗脳なわけで。
丸喜の言いなりになるエンディングではみんな幸せそうに暮らしていたし、本当の幸せって何なんでしょうね。難しいですね。
新キャラの「芳澤かすみ(すみれ)」や本性をさらけ出した「明智吾郎」は良かったです。特に明智は、主人公とすみれとの3人パーティのときにナビ役も務めてくれてボイスが豊富でしたし、戦闘中はとても楽しそうに(笑)敵と戦うので使ってて楽しかったです。
P5Rの新エンディングでは、いなくなったはずの明智の存在を匂わせたり、別れ際のすみれがやけに淡白な反応したりと、すっきり終わっていないように感じてしまいました。
すみれはあんなに主人公と仲良くなった(バレンタインデーにチョコ貰ったしホワイトデーにレストランデートもした!笑)のに、別れ際の言葉それだけ!?って感じで拍子抜け。
2月に発売される『ペルソナ5 スクランブル ザファントムストライカーズ』に出てくるんですかね。こんな終わり方させるなら、次回作にもきっちり登場させて欲しい。
今のところ明智やすみれが登場する情報はないけど、期待して待ってます。