今回は非ITネタ(ゲームなのでITっちゃITですが)です。
過去作は初代からすべてプレイ済みで、ポケモンの名前でしりとりできるブラウザアプリを自作してみたりと、それなりにポケモンが好きな僕です。
いよいよ、ポケモン新作『ソード・シールド』の発売まで2か月となりました。いまからドキがムネムネします。
初の据え置き機向けポケモンということで、据え置き機のスペックを活かした新要素にはどうしても期待してしまうわけですが、それなりに情報が出揃ってきたので、現時点での感想を書いてみました。
【目次】
- ダイマックス&キョダイマックス
- マックスレイドバトルとYY通信
- (たぶん)シンボルエンカウント
- 「ガラルのすがた」のポケモンたち
- ポケジョブ
- ポケモンセンターのロトミ
- カレーマスターに俺はなる!
- ファッションとリーグカード
- Pokemon HOMEと互換切り
- おわりに
ダイマックス&キョダイマックス
まずはやっぱり「ダイマックス」ですねー。ソード・シールドの代名詞にもなりそうな新要素です。
メガシンカ・Zわざと、対戦における新要素の追加が続いていたので、今作でも何らかの新要素があるとは思っていましたが、まさかポケモンの巨大化とは……。(*1)
ダイマックスの持続時間は3ターンで、ダイマックスしたポケモンは「ダイマックスわざ」という強力なわざが使えるようになります。3ターン限定でZわざのような超火力わざが使えるようになるイメージかな?
メガシンカやZわざは専用の持ち物を持たせる必要があったのに対して、ダイマックスは(1回のバトルに1回だけですが)持ち物不要でダイマックスできるようです。これまでは特定のポケモンがメガシンカする前提でパーティを組んでいましたが、ダイマックスはどのポケモンでも可能なので、どのポケモンをダイマックスさせるか対戦中の状況判断がより求められそうです。
さらに、「キョダイマックス」という巨大になりつつ姿も変化するというシステムもあります。キョダイマックスは特定のポケモンしか使うことができないらしく、同じピカチュウでも、キョダイマックスできるピカチュウとできないピカチュウがいるっぽいです。
通常のダイマックスでは使えない「キョダイマックスわざ」が使えるようになることもあって、ダイマックスの上位互換って感じ。だとするとレート戦ではキョダイマックスできるポケモンを6匹揃えないと勝負の土俵に立てないなんてことがあるかも......。
マックスレイドバトルとYY通信
「マックスレイドバトル」はダイマックスポケモンを相手に他プレイヤーと協力プレイが楽しめるモードです。
最大4人で協力してダイマックスポケモンを倒すという、「ポケモンGO」のレイドバトルのようなイメージ。ダイマックスポケモンの討伐に成功すると捕獲のチャンスが与えられますが、ポケモンGOのように何個もボールを投げることはできずチャンスは1回だけのようです。シビア......。
またマックスレイドバトルでは「キョダイマックス」できるポケモンが捕まえられます。ということは、「マックスレイドバトル厳選」待ったなしですね。最近のポケモンは昔に比べて厳選が楽になってきましたが、今作はどうなのでしょうか。(楽であってほしい。)
「YY通信」という他プレイヤーの通信相手募集の通知を受けるシステムも搭載されるので、マッチングはストレスが無さそうです。
(たぶん)シンボルエンカウント
個人的にかなりうれしかったのがこれで、Let’s Go!ピカチュウ/イーブイでも採用されたシンボルエンカウント制です。といっても公式に発表されたわけではないのですが。
これまでに公開された映像を見るとフィールド上にポケモンたちが出現しているので、おそらくシンボルエンカウント制が採用されているのではないかと思っています。
フィールド上にポケモンが見えて楽しいし、ポケモンを避けて進むことができてゲームのテンポも良くなるので、ぜひともシンボルエンカウントを採用していただきたい!
「ガラルのすがた」のポケモンたち
衝撃を受けたのがリージョンフォーム「ガラルのすがた」のポケモンたち。
第7世代サンムーンでは「アローラのすがた」というリージョンフォームがありましたが、まさか第8世代でもリージョンフォームが追加されるとは思ってませんでした。
ガラルマタドガスの見た目がツボです。
ポケジョブ
「ポケジョブ」は、ポケモンに働いてもらい(文字通りの労働。。。)、経験値、努力値などを上げることができるシステムです。
1回働かせるのにリアル時間で半日・一日かかるとすれば、経験値上げとしては効率が悪そうですよね。経験値を稼ぎたいだけであれば従来のラッキー狩りなどの方が早そうだなーという印象。
ただ、経験値以外にもレアアイテムがもらえる場合があるみたいなので、どちらかといえばアイテム目的で活用することになりそうかな?
ポケモンセンターのロトミ
Let’s Go!ピカチュウ/イーブイではメニュー画面からポケモンボックスにアクセスでき、それがすごく便利だったので今作でも期待していたのですが……。
今作ではポケモンセンターにいる「ロトミ」からポケジョブ、IDくじ、そしてポケモンボックスへのアクセスができるとのこと。てことはやっぱり今まで通りポケモンセンターに行かないとボックスにアクセスできないっぽいですね。
ポケモンの「定番」を崩しすぎず、システムを改善するのは難しいことだとは分かっていますが、この点は残念。
カレーマスターに俺はなる!
手持ちのポケモンたちと一緒にキャンプができるという、ポケモンとキャッキャウフフできるシステムが今作にも搭載されます。おそらく、過去作と同じように、この「ポケモンキャンプ」でポケモンと戯れると、なつき度が上がるなどの効果もあると思われます。
さらには食材を選びちょっとしたミニゲームをこなすことで、ガラル地方で流行りの料理「カレー」づくりを楽しむことができるシステムも!(なぜカレー?)
カレーはポケモンに負けず劣らず(?)かなりの種類があるようで、ソード・シールドはポケモンだけでなくカレー集めも楽しむことができるのだ(ちょっと期待。)
ファッションとリーグカード
主人公の着せ替えや髪形の変更は以前からありましたが、今作はグラフィック向上に伴い今までになくさまざまなバリエーションが楽しめそうです。
特に今作は男主人公のファッションも凝ったものが多そうで楽しみです。(といいつつ女主人公の画像を張る)
今作からの新要素としては、通信対戦時などに相手に見せたり交換したりできる「リーグカード」があります。リーグカードの写真は、自分でコーディネートしたファッションと髪形で、好きなポーズをとらせて設定することができます。
ゲーム性に直接関わりのない見た目の要素ですが、個人的にこういったシステムは大好物なので、非常に楽しみです。
Pokemon HOMEと互換切り
最後は「Pokemon HOME」について。これは「ポケモンソード・シールド」「ポケモンGO」「Let’s Go!ピカチュウ/イーブイ」「ポケモンバンク」間でポケモン交換を可能にする新たなクラウドサービスです。サービス開始は2020年初旬です。
Switch本体を持っていなくても、スマホさえ持っていれば交換できる(インターネットを通して遠くの人とも)ということですごく便利そう。
ただ、ソード・シールドに連れて行けるポケモンは「ガラル地方に登場するポケモンのみ」という制限(いわゆる「互換切り」)があります。
全ポケモンを新作で使えないのは残念ですが、開発側としても苦渋の決断だったようです。いまやポケモンの総数は第7世代までで809種類ですからね。シンボルエンカウントやダイマックスなどグラフィック面だけでも相当な開発リソースが必要なはずなので、これは仕方のないことだと思います。
おわりに
据え置き機のグラフィック性能を活かした新要素が多い印象ですね。非常に楽しみです。期待値は過去最大かもしれません。
新要素以外でいえば、ポケモンの厳選環境がどうなるかは気になるところです。仕事や子育てでポケモンにばかり時間を費やすこともできないので、できるだけ簡単だとうれしいなあ。
*1:「メガシンカ」と「Zわざ」は廃止になるっぽいです。姿が変わるメガシンカは結構気に入っていたので、その点は残念。